子育て

「声の受付箱」に寄せられた「声」へのお返事です。 -5月その②

千曲市の新しい住民参加プラットフォーム

「声の受付箱」に寄せられた「声」へのお返事です。-5月分-②

『ポリネコ!CHIKUMA』で皆さんから市役所に
意見や提案、疑問を送っていただける
「声の受付箱」にいただいた「声」へのお返事です。

・お送りいただいた「声」

【分野】
子育て


【声】
先⽇、娘の予防接種を受けに⻑野市にある実家近くの医療機関へ⾏きました。
その際、1歳になると任意でおたふくかぜの予防接種があるが、
助成の有無は⾃治体によって異なるので、千曲市の場合はどうか調べて欲しいと
受付の⽅に⾔われました。

私は⾃分⾃⾝が通い慣れた医療機関で⼦どもの予防接種を受けたいので、
住所地以外で接種をしています。
なのに、しょうがないとは⾔え全額⾃腹はあまりにも不平等だと思います。
他の親御さんの中には同じような⽅もいると思うので、
どうにかならないでしょうか。

 

・「声」へのお返事

貴重なご意見を賜りありがとうございます。

 おたふくかぜ予防接種は任意接種のため、原則として自己負担をお願いしております。
ただし、千曲市では、保護者の負担軽減のため、千曲市おたふくかぜ予防接種費用助成事業として、独自で助成事業を行っています。
しかし、医療機関との契約の都合上、千曲市が指定した市内実施医療機関以外での接種は助成の対象外となっております。
長野県内で同様の助成制度があるところ(当市含め6市)も同様の扱いとなっております。
ご希望に沿えず大変申し訳ございませんが、助成を希望される場合は千曲市指定の5つの医療機関での接種をお願いいたします。
 今後、近隣自治体の状況を鑑みながら、制度の在り方を検討してまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

・健康福祉部健康推進課予防保険課
 

 

【ネコからのコメント】

*少し、補足するニャよ。
千曲市には、全額自己負担じゃなくて3000円(一回限り)の助成制度があります。
10か月の誕生月に申請書を郵送してます。

病院に行く前に、申請書と母子手帳を持参の上、市健康推進課予防保健係(2階保健センター)の窓口に来てくださいニャ。
『予防接種費用助成券交付申請書』を提出いただくと、『千曲市任意おたふくかぜ予防接種費用助成券』をお渡ししますので、その券を持って、病院で接種を受けると助成金額3000円を差し引いた金額になります。
助成期間は、満1歳の誕生日から満2歳の誕生日の前日までで、期間を過ぎると助成を受けられませんので、ご注意ください。

詳しくは、こちらの千曲市役所のページをご確認ください。
健康推進課からの回答にある、5つの医療機関は下図にも貼りました。
こちらからも確認いただけますニャ。


スクリーンショット 2024-06-21 10.00.00

ご質問がある場合は、

「声の受付箱」からいつでもご投稿ください。

よろしくお願い致します。

一人ひとりの参加が地域を豊かにします。

地域の豊かさは、
ひとりひとりの
参加=意思表示が
土台です。

これまでの広報・公聴では、
意思表示を課題解決につなげたり、
継続的な対話にすることが困難でした。
『ポリネコ!CHIKUMA』はこの困難さを乗り越える
ための道具です。 そして、あなたの”参加”が
これからの豊かさをつくるために、
必要不可欠です。

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屋代中での「ポリネコ!CHIKUMA」

千曲市の新しい住民参加プラットフォーム

屋代中学校で
「こども基本法」をテーマに
「ポリネコ!CHIKUMA」を実施。

2024年の4月に「こども基本法」が施行されました。この新しい法律の重要な理念のひとつが、「全てのこどもについて、その年齢及び発達の程度に応じて、自己に直接関係する全ての事項に関して意見を表明する機会及び多様な社会的活動に参画する機会が確保されること。」(第3条基本理念)です。
千曲市の住民参加システム「ポリネコ!CHIKUMA」を活用することで、千曲市の中学生から意見を表明したり、地域や社会に参画できる環境できると、従来の告知(プリント配布やサイト掲載)よりも確実かつ効果的に、こどもが意見表明できる、社会的活動に参画できるようになります。
そこで、屋代中学校の1年生(現在は2年生)を対象に「ポリネコ!CHIKUMA」で、こども基本法への意思表示を行いました。

・1・法律の背景、意図を知る、学ぶ

どんなに良い法律や制度があっても、知らなければ活用することができません。
「ポリネコ!CHIKUMA」のラーニング機能で、法律のポイントへの理解を確実に高めることができます。
下図は、画面の一部です。
たとえば、
Q:国を統治する力(まとめる力)である主権は、日本国憲法で誰が持っていると定められていますか?
選択肢:【総理大臣】【自分自身(国民)】【天皇】【大統領】【政府】

Q:先生が「校則は変えられない」と言ったら、校則は変えられない。これは(先生が正しい)か(先生が間違っている)のどっち?
選択肢:【先生が正しい】【先生が間違っている】

Q:《こどもは義務や責任をはたさなくても、権利を主張したり、つかったりできる。》これは(YES)か(NO)のどっち?
選択肢:【YES】【NO】

 

 

正解はそれぞれ、
【自分自身(国民)】
【先生が間違っている】
【YES】
です。
実際の画面では、正解!/残念といった画面が表示され、最後にスコアも表示されます。
ただ、正解ではなくても問題なく、参考情報を読むことで正解が判るようになっていますので、回答という体験を通じて理解が高まります。(再回答でスコアをアップすることもできます。)
また、回答参加した学年や学校内で、認識が共有されやすくなるという効果があります。
理解を高めた上で、「こども基本法」とどう向き合いたいかの意思表示のパートに進みます。

 

・2・知って、学んで意思表示する

こども基本法には、「意見を表明する機会及び多様な社会的活動に参画する機会の確保」について国や県、そして、市町村に責務があるとしていますが、意見を表面する機会の形については、言及していません。
アンケートやコメントを記入するフォームを設置するだけでも、”「やっています。」”と言えてしまいます。
すると実際には、こどもの意見は寄せられませんし、意見に応えることもできません。

そうならないないように千曲市では、「こども基本法」について理解を深めた中学生に、
・どういう形で意見を伝えたいか
・意見に取り組む時に、大人とこどもがどう関わるか
・意見が市政のどのレベルにまで届いてほしいか
を設問を通じて問いかけ、回答から意思表示(参画)できるようにしました。
回答を通じて、上記の8つの対応のどれかが表示され、確認ができます。
(抜粋を下記のスライドショーで見ていただけます。)

 

回答すると、自分の考えを考えタイプとして確認できます。

 

・3・自分の考えを確認して、結果を共有する

たとえば、上記の設問で
【継続的な対話ができるほうが良い】
【基本的に大人とこどもが一緒に関わる】
【課題解決のレベルに、届くといい】
を選択すると、下図のようなタイプとして判定されます。
タイプのメリット、デメリットも判ります。
このタイプを確認することで次の画面では、ほかの回答者のタイプを俯瞰することができるようになります。

 

回答から、《対話しながら、大人とこどもで、一緒に課題解決》タイプが多いことが判りました。
もちろん、ただ意見を言えればいい、おとなに任せるといった回答もあります。
重要なことは、回答の多寡ではなく、学校や行政と対話を望む中学生が確実に千曲市に居るということが初めてわかったことです。

 

・回答結果=中学生からの「声」を受けて・・・

この結果も踏まえて、千曲市では『こどもまんなか』宣言を発表しました。(市役所HPでの紹介はこちら

「こどもの権利の尊重」 「こどもや若者 の意見を表明する場の確保」 「こどもの居場所づくり」 など、こどもの意見にもとづく地域運営を推進してゆきます。
この宣言の成果を増やすためには、千曲市に暮らすすべてのこどもが、いつでも、どこからでも気軽に意見を言え、学校や市役所、地域の人々など大人と対話ができる環境が必要です。

 

・ここからの展開

今回は屋代中学校の1学年に限定した取り組みでしたが、この仕組みを市内の各中学校にも拡大してゆきます。また高校、小学校も含め、千曲市のこども全員が参加できるようにしたいと考えています。

【ネコからのコメント】

*中学生の皆さんからの声の一部を紹介するニャ。

屋代中学の他学年や、屋代中学以外の生徒の方からの提案なども、

「ポリネコ!CHIKUMA」の「声の受付箱」でお待ちしています。

一人ひとりの参加が地域を豊かにします。

地域の豊かさは、
ひとりひとりの
参加=意思表示が
土台です。

これまでの広報・公聴では、
意思表示を課題解決につなげたり、
継続的な対話にすることが困難でした。
『ポリネコ!CHIKUMA』はこの困難さを乗り越える
ための道具です。 そして、あなたの”参加”が
これからの豊かさをつくるために、
必要不可欠です。

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「声の受付箱」に寄せられた「声」へのお返事です。 -8月その③

千曲市の新しい住民参加プラットフォーム

「声の受付箱」に寄せられた「声」へのお返事です。-9月分-②

『ポリネコ!CHIKUMA』で皆さんから市役所に意見や提案、疑問を送っていただける
「声の受付箱」にいただいた「声」へのお返事です。

・お送りいただいた「声」

【分野】
子育て


【声】

お下がり交換会の回答ありがとうございました。ただ上山田の支援センターでは100センチ前後までの取り扱いまでしかなく量も少ないです。コロナ禍中(今は分かりませんが)は断られてもいました。
横の繋がりは大切ですが限度があります。子育てに重きをおく千曲市として今後に期待します。

・「声」へのお返事

市役所担当より

ご意見ありがとうございます。

「千曲市でも子どものおさがりを交換できる場があるとありがたく感じます」とのご意見でしたが、千曲市では、上山田子育て支援センターにおいて同様の取組を行っております。

 

 上山田子育て支援センターでは、期日を決めた交換会という形ではありませんが、開館時に市内在住の方なら、不要になった子ども服をお持ちいただくことが可能で、またお預かりした子ども服で気に入った服があれば、誰でもお持ち帰りいただくことが可能です。
 保管場所などの関係で、在庫がいっぱいの状態だったり、程度が悪かったりする場合はお断りさせていただくこともございますので、上山田子育て支援センターに子ども服をお持ちいただく場合は、事前に下記の連絡先にご連絡をいただければと思います

 

また、周知については、子育て支援センターのホームページなどで改めて行ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

上山田子育て支援センターの連絡先 TEL026-275-
 千曲市HPでの紹介ページはこちらから

【ネコからのコメント】

*返信の掲載が遅くなってごめんなさい。
 千曲市でも「子どものおさがりを交換できる場」が充実すると良いので、
 より多くの方に、
上山田子育て支援センターを活用していただきたいですニャ。
  

 

 

ご質問がある場合は、

「声の受付箱」からいつでもご投稿ください。

よろしくお願い致します。

一人ひとりの参加が地域を豊かにします。

地域の豊かさは、
ひとりひとりの
参加=意思表示が
土台です。

これまでの広報・公聴では、
意思表示を課題解決につなげたり、
継続的な対話にすることが困難でした。
『ポリネコ!CHIKUMA』はこの困難さを乗り越える
ための道具です。 そして、あなたの”参加”が
これからの豊かさをつくるために、
必要不可欠です。

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