屋代中でワークショップを開催しました。

屋代中学校で「声」を
カタチにする
ワークショップを
実施しました。
これまでの「ポリネコ!CHIKUMA」での「こども基本法」への回答や、校長先生とのランチミーティングを経て、学年全体で振り返りを行い、「声」をカタチにすることをより具体的に考えるワークショップを行いました。
「ポリネコ!CHIKUMA」からは下図のプレゼンテーションを行い、「声」をカタチにするアプローチのコツを伝えました。
・「声」をカタチにする
市役所(行政)に意見(声)を伝えるというと、
あれが欲しい、こうなったらいいのにといった内容になりがちです。
そうなると、なかなか「声」が具体化しません。
今回のワークショップでは、
Pay it forward
(自分だけでなく、まわりの誰かに良いこと)
という考え方を、自動販売機を設置するとしたら、どうするかという事例で説明しました。
(抜粋を下記のスライドショーで見ていただけます。)









・参加した中学生からの「声」(抜粋)
上記のプレゼンで、
Pay it forward
(自分だけでなく、まわりの誰かに良いこと)
に基づいた考え方を伝えを聞いた生徒の方々は、テーマごとに集まって意見交換をしながら、
GIGAスクール端末に、意見を分類しながら入力していました。
ワークショップ後のコメントを下記に紹介します。

たくさんのコメントを
いただいています。
その一部を紹介しますニャ。

自分が提案したので
それをしっかり実現させたい

自販機だったら金銭トラブルや赤字にならないかなどの
問題点が多く出てくる事がわかった。
またそれを反対の人や懸念を示す人にデータなどを示して
納得して貰う必要があることがわかった

これこれをこうするなど
長所と短所などを仲間と言い合えた。

案外、先生や生徒に通して
挑戦みたいな感じは大切なんだなと思った。

コミュニケーションを取ることができたし、
しっかり話し合うことができたと思う。

ポリネコについてのことを
この機会に理解できてよかったです。

知れて良かった

変えたいと思ったけど
公の場で話し合いなどできなかったところを
同じことを思っている人たちで話し合うことができて、
もしかしたら変えられるかもしれないと思えて
嬉しかったし楽しかった。

出し合えたし、自分が思いつかない考えもまた、
違う人が言ってきたら自分で
「なるほど。そういう考え方もあるのか」
というふうにとても感じました。
みんなで考えて意見を出し合うことはいいことだし、
とても参考になり楽しかったです。

みんなで意見を出し合うのは
意外と楽しい。

・ここからの展開
今回のワークショップに寄せられた「声」をブラッシュアップして、校長先生や市役所への提案につなげてゆく予定です。
また、屋代中学校だけでなく、屋代中学校を含む市内4つの中学校でも、地域や市役所に意見を示せる環境を構築します。
屋代中学の方達の「声」が具体化するのが楽しみですね。

【ネコからのコメント】
*この取り組みの背景には「こども基本法」があります。
「こども基本法」の理念や、条文に示されている、
“全てのこどもについて、年齢及び発達の程度に応じ、自己に直接関係する全ての事項に関して意見を表明する機会・多様な社会的活動に参画する機会が確保されること”
この法律に対応しながら、千曲市の次世代層(若者)が千曲市役所と対話できる環境を構築することは、地域の持続可能性の向上とともに、若者にとってもより多くの可能性が広がることにつながると考えていますニャ。
屋代中学の他学年や、屋代中学以外の生徒の方からの提案なども、
「ポリネコ!CHIKUMA」の「声の受付箱」でお待ちしています。
一人ひとりの参加が地域を豊かにします。
地域の豊かさは、
ひとりひとりの
参加=意思表示が
土台です。
意思表示を課題解決につなげたり、
継続的な対話にすることが困難でした。
『ポリネコ!CHIKUMA』はこの困難さを乗り越える
ための道具です。 そして、あなたの”参加”が
これからの豊かさをつくるために、
必要不可欠です。
