8月の「声の受付箱」へ投書された
「更埴図書館おはなし会」での幼児への職員対応について 10月-④
『ポリネコ!CHIKUMA』で皆さんから市役所に
意見や提案、疑問を送っていただける
「声の受付箱」にいただいた「声」へのお返事です。
・お送りいただいた「声」
【分野】
そのほか
【声】
(1)親向けのマナーモラル教育の実施を提案します。
「(1)図書館でのこどもへの対応についてと、ポリネコ!への意見-8月分-③」
について、注意したことを何度もする幼児とそれを注意するどころか市へ不満を出す
大人に対して、社会教育をすべきではないでしょうか。
「注意が必要なら親に対して伝えてほしい。」と意見するような親に対して、現場職員がそれを伝えることは困難です。モンスターとの会話は一般給与では割に合わず、今後何をされるか分からないため、現代社会の大人にとって意見者は避けるべき対象です。
せっかく意見してきたので、「意見者がこの場に意見する前にしっかりと子供を教育し、注意されないお子様になって欲しいですね。」くらいの毅然とした返事で良いと思います。
現場でこういった大人と対峙しない立場だからこそ、ネットでの回答で職員個人からの回答とならない形式だからこそ、できることだと思います。
そして、そういったマナーやモラルが不足し、ルールが分からない親へのサポートのために表題の通り、親向けの教育を実施することが必要だと、この意見をみて感じました。
また、職員に至らない点があった・配慮不足だなどと簡単に言うべきではない。現場の苦労をもっと知り、サポート・フォローこそすべきだ。
「子どもまんなか宣言」だからこそ、このような大人の意見に振り回されず、ズルしても良い成果を得られると勘違いしないように教育を行うことこそが大事だと思う。スタンプカードの件もただの問題児であり、これを許すことは寛容なのではなく、大人としての子供に対する責任放棄だと考える。
・「声」へのお返事
この度は市立図書館へ貴重なご意見を賜り、ありがとうございます。
8月のポリネコ!CHIKUMAへのご意見は、お子さんの安全や他の参加者への配慮から職員が何度か声がけさせていただいたところ、その対応をご覧になられた方からの投書であったと受け止めております。
図書館といたしましては、ご指摘は真摯に受け止め、今後のおはなし会運営に活かしてまいりたいという気持ちで回答いたしました。
スタンプカードにつきましても、幼い頃から読み聞かせや読書に興味を抱いてほしいという目的があり、参加を促すためにカードをお配りすることがその目的に適うのではと判断したところです。
回答は現場の職員と協議や検討を行った上で、お伝えいたしました。
図書館の運営におきましては、皆様にとって居心地がよく、読書を通じて豊かな時間を持つことができますよう、図書館全体として読書環境の向上に努めたいと考えております。
図書館でお過ごしいただく際、他の利用者のご迷惑となることがありましたら、ご本人へのお声がけ、お子さんの場合は保護者の方へお願いをしてまいります。
おはなし会が始まる前には保護者へ対し趣旨等の説明や協力のご依頼などを行い、保護者との協働により運営できる環境づくりを進めたいと考えます。
ご来館いただく多様な世代の皆様が、図書館で快適に過ごしていただけるよう、今後も努めてまいります。
・生涯学習課 更埴図書館(026-272-2989)
【ネコからのコメント】
現場へのお気遣いありがとうございます。
上記の図書館からのお返事にもあるように、
“皆様にとって居心地が良く”
“読書を通じて豊かな時間を持つこと”
“保護者との協働により運営できる環境”、
“多様な世代の皆様が、図書館で快適に過ごしていただける”
ことなどを重視した図書館を目指しているニャ。
・
みんなで力を合わせて、千曲市の図書館を気持ちのよい場所にしていきましょうニャ。
私はこう考えるといった意見、こうしたら良いのではといった提案など、
「ポリネコ!CHIKUMA」(回答画面)の「声の受付箱」(ブログ内での説明)でお待ちしています。
一人ひとりの参加が地域を豊かにします。
地域の豊かさは、
ひとりひとりの
参加=意思表示が
土台です。
意思表示を課題解決につなげたり、
継続的な対話にすることが困難でした。
『ポリネコ!CHIKUMA』はこの困難さを乗り越える
ための道具です。 そして、あなたの”参加”が
これからの豊かさをつくるために、
必要不可欠です。


