
おおとりプールの活用について-5月分-②
『ポリネコ!CHIKUMA』で皆さんから市役所に
意見や提案、疑問を送っていただける
「声の受付箱」にいただいた「声」へのお返事です。
・お送りいただいた「声」
【分野】
子育て
【声】
人的配置、施設整備面での課題とのことで開放困難とのことですが、市民共通の財産として活用方法を模索してほしいです。
例えば、
長野市のように小中学校での各学校でのプールの授業を廃止しおおとりプールを活用することでの予算捻出、子どもの全天候室内遊び場としての活用、シルバーの活用、須坂市のように民間への委託(指定管理者)など、現状維持で単純に施設の老朽化を進めていくだけの施策ではなく、市民の福祉を第一に考えた施策を期待します。
・「声」へのお返事
埴生中学校の屋内プール(おおとりプラザのプール)につきましては、平成20年度から灯油高騰により冬季間の一般開放を中止し、平成26年10月からは、行政改革大綱特別対策プランに基づき、一般開放を終了しております。
現在は、当該学校の生徒が使用する体育施設と位置付け、4月中旬より10月下旬までの間において、体育の授業で利用するほかに、放課後は部活動の地域移行として千曲坂城クラブでも休日平日ともに利用している状況です。
「おおとりプール活用について」のご意見につきましては、教育委員会において新たな水泳授業に向けて学校プール活用について検討をしているところではありますが、これまでの経過からも市で直接管理運営を行う場合には、監視員などの人的配置、施設面の整備などの課題がありますので、ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、本年度も千曲市スポーツ教室において、おおとりプラザプールを利用した水泳教室を開講いたしますので、定員はございますがそちらもご検討いただきますようお願いいたします。
・千曲市教育委員会 教育総務課(026-273-1111 内線4102)

【ネコからのコメント】
「おおとりプラザ」のプールへの要望は昨年も受け付けていますし、署名を集める動きもありました。
よくありがちなのは、こうした公共施設、公共サービスへの要望を受けて施設の公開などの対応を行うと、実際には人が来なくて、大きな赤字が出て、いろいろな人から怒られるというパターンです。
なので、行政としてはどうしても慎重になってしまうニャ。
じゃあ、どうすればいいの?と聞かれるのですが、確実な利用が見込めることが重要になります。
同時に、儲かるなら民間事業になるという意味で、公共施設は黒字経営を前提としません。
最近の社会情勢として、
・物価高騰で、電気代、燃料代の負担が増えると想定以上の赤字が生じる(予測が難しい)
・人手不足で、温水プールが活用される11月-3月(5ヶ月間)だけの人の確保が困難
であり、この2つの要素がボトルネックになっています。
ちなみに、25mプールの水道代は、約25万円(地域によって水道代は異なるので参考値)ですニャよ。
私はこう考えるといった意見、こうしたら良いのではといった提案など、
「ポリネコ!CHIKUMA」(回答画面)の「声の受付箱」(ブログ内での説明)でお待ちしています。
一人ひとりの参加が地域を豊かにします。
地域の豊かさは、
ひとりひとりの
参加=意思表示が
土台です。
意思表示を課題解決につなげたり、
継続的な対話にすることが困難でした。
『ポリネコ!CHIKUMA』はこの困難さを乗り越える
ための道具です。 そして、あなたの”参加”が
これからの豊かさをつくるために、
必要不可欠です。
